推し活と潤い

今の妻には推し活が不可欠ってお話

妻はコロナ禍ダブル育児を始めてからというものジャンプ系列作品への依存度が高まっている。ちなみに最近はもっぱらアンデットアンラックとゴールデンカムイであり、授乳期の月曜と木曜は深夜の子どもの世話の時間がアプリ更新タイミングでむしろ楽しみなんだそうな。

妻は作品読む→Twitterでにぎにぎするというルーティンで動いており、この時間は潤いを得られるんだそうな。まぁわかる。俺もなんやかんや筋トレとかエルデンリングとかYouTubeとか自分の時間は必要だ。そういう意味で漫画の作者の方々やTwitterをにぎにぎさせている方々、いつも妻がお世話になっております、ありがとうございます。

そんな妻の最近出来た座右の銘は「推しは推せる内に推せ」とのこと。潤いを得ている妻を見ると安心する。良識の範囲内でもっと推してくれたまえ。

さて、みんなで寄ってたかって推しを推す営みは、言ってしまえばお祭りやフェスである。妻の言うように推しは推せるうちに、お祭りはお祭りのうちに楽しまなければ幸福を得られず、終わってしまってから盛り上げるのはとても難しいし、祭りの当事者に感謝も何も伝えにくい。

推し活により潤いを得ている妻としては、お祭りは楽しいし当事者にリアルタイムで感謝を伝えたいという思いはとても強い。育児のストレス、特に夜泣き対応はとても辛いが、そこに楽しみを見い出せる要素となっている有り難い存在だ。これは俺には代替できない。だから俺からもありがとう。作品は読んでいないがありがとう。

俺には妻にお祭りを開いてあげることも、一緒に楽しんであげることもできないが、屋台のお金は出してあげられる。そこで今年の妻への誕生日プレゼントは推し活用の費用、電子マネーと図書カードにしたのだが、これがそこそこ喜ばれた。よかったよかった。

ちなみにこれまでは友人と会って3〜4時間とか話すことで潤いを得ていた。そこでこれまでは妻へのプレゼントはアフタヌーンティーチケットが主だったのだが、このご時世なかなか難しいとのことで切り替えてみたが成功したようだ。

コロナ禍にあって潤いを得る手段を変えざるを得ない昨今、世のお父さん方諸兄は世のお母さん方のお祭り参加費をプレゼントしてあげると喜ばれるかもしれない。プレゼントの際は上述のようにストーリー込みでお渡しするとなお効果的であった。

妻や母の幸せは自分と家庭の幸せである。数千〜数万円から回収できる幸せとしてはなかなか割りに合うと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました