健忘とアラーム

俺の健忘症にデジタルで対応してみたというお話。

育児をしているとやること、やらなくてはならないこと、即対応とマルチタスクが頻繁になり物忘れが多くなる。これは多くの親御さん達と共有できると思う。

俺はもともとADHDの不注意が割と強く出ていると自覚しているが、これがまぁマルチタスクな育児家事、及び完璧主義の妻のスタンスと相性が悪い。

例えば朝は食洗機で洗われた食器が片付いていないと妻に怒られるし、その上に隔週の燃えないゴミを捨てていないとか寝起きのオムツを替えていないと目も当てられない。

当初俺はそんなん気づいたら片付ければ(捨てれば)ええやんと主張していたが、それだと妻ばかりが気付いて対応してしまい公平を欠くので俺に負担を求めたという次第だ。

なお、この時1月分の対応履歴を提示されたが、まぁ俺のやっていないこといないこと。妻が所謂「なんかそういうデータ」を持ってたことも去る事ながら、俺も日常的に家事育児をしていないと痛感。妻よすまんね。

さて、ここから対応だ。まず第一に俺は自分の短期記憶力に全く期待していない。ちなみに俺の短期記憶力は前日のゴミ捨てのリマインドはほぼ忘れる程度だ。それくらい意識してやろうとすることは直前に言われるでもない限り忘れる。もはや高齢者扱いした方がいい。

そこで思い出したのは、以前テレビで見た認知症の方向けに開発されたアラーム付きピルケースだ。

認知症であってもピルケースは忘れないように、俺はどんなに忘れ物が多くともスマホは持っている。

スマホのアラームにラベル付けて朝バイブさせればええやん!と閃いた。これが革命的であった。

以降俺のラベル付きアラームは増える一方だが、ゴミ出しの日は把握できるなど朝のタスクの漏れはなくなった。感覚として俺自身をプログラミングしてる感じで楽しい。

…もっとも普通の人はこれが当たり前なのかもしれないが。

これは仕事でも言えることだが、もうね、能力が足りないなら補う仕組みを作ればいいのよ。人の能力なんてアテにせずに。特にミスやモレを無くしたいルーチンワークは。

さて、若干愚痴も入ったが、俺のような健忘がちな方々へこのような仕組みはおすすめである。おためしあれ。

まぁアラームに気づいてもやらないこともあるけどな!許せ我が妻、俺は不公平是正の努力していないわけではない。

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