子育て世帯の3種の神器

よくあるやつを批判的にみてみた、というお話

子育て世帯3種の神器といえば、ドラム式洗濯機・食洗機・ロボット掃除機である。異論は認めるがこのまま進める。

だがこの神器万能ではない。それぞれ使い勝手が微妙にマッチしない点があるのでとりあえず書いていく。

ドラム式洗濯機

俺が使う分には申し分ない。

そう、俺が使う分には、である。妻が使うと今ひとつ。理由は2つ。

1つめ、洗濯物天日干ししたい教徹底乾燥派の原理主義者である。

これは好みなので仕方ない。

俺は乾きムラがあろうが洗濯は7〜80点出来ていればOKなので気にしてない。俺は乾燥機使えばええやん教適当に乾けばええよ派なのだ。しかし妻は乾燥も100点を目指すので乾燥機能と相容れない。

2つめ、1つめと多少被るが、洗濯ネットの洗濯と相性が悪い。

妻の洗濯はタオル以外洗濯ネットに入れねばならぬという教義に則るものである。衣類は長持ちするが、乾燥機能を使うにはネットから出してもう一度洗濯機にインする必要がある。なんと手間。こんなんなら乾燥機能使わんわと。

上記2点、宗教上の理由で乾燥機能を使わない派の方々も居ると思うので、購入の際は宗教戦争が起こらないか確認してほしい。ちなみにうちでは俺は乾燥機能を使って俺と子どもの洗濯物をガンガン洗濯している。あくまでこっそり。隠れ宗教活動である。

食洗機

これも俺が使う分には申し分ない。

子育てが忙しくなって妻も流石に手洗い教から食洗機でもええやん教に改宗してくれた。しかし今回は派閥間闘争である。妻は徹底洗浄派、俺は適当に洗ってありゃええやん派なのでやっぱり相容れない。

ちなみにうちはビルトインの食洗機だが、場所を取らずキッチンが広くなるのでホントこれいいね。以前はパナソニックの後付け式の食洗機だったが、可能な限りこっちがおすすめ。あと比較的静か。

さて、これも結局は宗教観によるので、購入前に洗浄力への期待値を下げておくことをおすすめする。

ロボット掃除機

うちではルンバ・ブラーバの2台体制。これもまた俺が使う分には申し分ない。

今回は妻の家事の100点目指す要素とは別の以下2点。

1つめ、よく止まる。

こいつらはエラー頻発してよくサボる。うちでは夜勤の設定なのだが、暗いところだとフルスペックで活動出来ないらしく仕事中に行倒れている時が週1あるかないか。もともと掃除の出来にも対して採点もしてないので俺は気にしないのだが、妻は違う。上述の繰り返しになってしまうので以下割愛。

2つめ、子どもがマジビビりする

うちのお姉ちゃんぼうやははいはいした頃から2歳になった今でもルンバが苦手である。音と自分に迫り来る感じ、そして無機質、この辺が苦手な理由だと思う。なので子どもが居るときは働けないという縛りがある。まぁこれは家庭次第だが。

いずれにしても、3種の神器は家事の代行者というスタンスではストレスが溜まるのかもしれない。こいつらは自分の家事を7〜80点の出来でやってくれるポンコツお手伝いロボとして購入するのが良いだろう。そもそもの目的は家事の時間を金で買うことである。クオリティを求め過ぎてはいけない。夫婦でこの意識を共有しておかないと家庭内宗教戦争が勃発する恐れがある。

日々隠れ宗教活動に勤しむ身として、これからこいつらを購入、アップグレードする予定の方々は家事の宗教観を今一度すり合わせてみることを提案する次第である。

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