完璧主義と育児

俺の妻は贔屓目なしに所謂「出来るやつ」である。大学をGPA3.5で卒業したり入社後最短で昇進したりと名実共にコツコツ型の優秀さんだ。

しかしこの優秀さんは一方で自分と他人への期待値が高かったりする。そしてそれを下回ることをストレスに思うようである。もっとも、向上心の裏返しなのかもしれないが。

例えば、今日はこの仕事(家事)をやろう!と考え、その通りに履行できると満足(妻はこれをテトリスと表現する)する。

一方で横ヤリが入って未達となるととんでもないストレスになるそうな。

これが自分に課したテトリスが上手くいかなかったら「できなかった〜」と落ち込むし、他人への依頼が未達の場合は「なんでできないんだ!」と不機嫌になったり露骨に怒ったりする。

そしてこの性質、と〜っても育児と相性が悪い。

2才の姉ぼうやの食事の際、妻が作ったごはんを食べないところを想定してほしい。妻は栄養バランスを考え薄味で適量を作っているにも関わらず、姉ぼうやは「イヤっ!」とちいかわの如く一蹴する。これには妻もでかこわである。

これは昔ながらの光景かもしれないが、俺からすると怒ることでもないのでと妻とバトンタッチしたりする。妻も子もイライラしているのは俺の精神衛生上よろしくない。

こんな時に妻にはちょくちょく「自分と他人に期待し過ぎるな」と言って聞かせている。

よくよく考えてみてほしい、ピカピカブーの子ども達はみんな確実にピカピカブーを踊っているか?1〜2才の子どもが言うことを確実に履行できるなら人類だれでもマスゲームが可能である。

姉ぼうやが食べてくれればラッキー、自分が予定していた時間内に食べさせきれたら僥倖っ!というくらいでいようと。

こんな出来なくて当然、出来たらすげぇ!というスタンスの方がストレスを溜めにくいと思うので、これを妻には繰り返し伝えている。向上心や規律・規則正しさといったものからかけ離れる考えであることは承知の上ではあるが、それよりはストレスなく幸せを甘受できる方が良いのではと俺は勝手に考えている。

子どもに限らず、人間誰しも想定通りにうまくいかないことはザラにあるので、完璧主義を家庭に持ち込んでストレスを抱えない方が幸せに生きられると思う。

そして資源ごみを出しそびれた俺にストレスを溜めないでくれ。たのむ。

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