おっさんは友達減少していく説

周りと話題が合わないから友達減るよね、というお話。

父親を始めてもうすぐ3年になるが、周りの友人と少しずつ話題が合わなくなってきた。

例えば飲み会でも自分から振る話題の手札が仕事、子育てあるある、昨今話題のこと、昔話の4種類程度しかなくなった。これを相手に合わせて先発ローテのごとくぐるぐるしている。

この現象の自分なりの分析だが、理由は以下3つ。

1.話題になるネタの仕入れ不足

2.そもそも友人関係に興味が薄れてきている

3.話すのがめんどくさい

以下だらだらと書いていく

1.話題になるネタの仕入れ不足

仕事と子育てで気づいたら自分の時間がゴリゴリ削られているので、ゲーム等の趣味の時間がなくなり話題の手札が減っている。

隙間時間にできる趣味といえば無料のマンガアプリでサッとマンガ読んだり、Twitterをダラダラ見る程度である。

また俺としては筋トレも趣味ではあるが、別に共有しようとは思わない。筋トレって一人で勝手にやってることって自己満足・自己完結しちゃうのよね、なんというか盆栽みたいな。そして自己満足だから誰かを必要としないし、筋トレ教の宣教師になるつもりもない。

そんなこんなで20代と比べて趣味が圧倒的に減ったんで、話題の仕入れが出来なくて友人と共有ができないのである。

2.そもそも友人関係に興味が薄れてきている

これはアラサーの世のお父さん方のあるあるなのかもしれない。

時間の優先度を家庭に振っているため、そもそも飲み会なんかに顔を出すのが億劫なのである。飲み会からのカラオケのオールなんてもはや狂気の沙汰。

そんな時間があるなら子どもにご飯食べさせて風呂入れて歯磨きして寝かしつけたい。そして俺も寝たい。

3.話すのがめんどくさい

上記二つのことからか、30前後になると必要以上に話そうという気が起きなくなる。

一応聞き役はできるが、積極的にできる話のうち相手の役に立ちそうなものは金の話、夫婦・子育ての話、ストレス軽減の考え方など、いずれも問題解決を求められている場面でのみノる話題である。自分で相手に有益でない・提供できる話題がないと判断していると言ってもいかもしれない。

大して深いこと考えないていないでベラベラしてればええやんと思う方も居るのかもしれないが、中身のない会話を好む男性、特にお父さん方はそう多くないと思っている。我々には時間がないのだ。

そんなこんなを考えていると、年々私的な会話をする相手・頻度・長さが減っており、また必要としなくなってきているのがわかる。何よりも話さないのは楽なのだ。そしておっさん化とともに友人が減る。

一方で女性は割とお母さんになっても友人が多い印象。比較対象はお父さんだが。

世の家庭を見ても多くの場合女性のほうが友人は多く、また独身であっても同じように見える。またじいさんばあさんであっても孤独なじいさんが多いように思える。

世の男性はもしかしたらお父さんと独身とで役割が分かれるアラサーあたりで友人が極端に減少し、あまり多く居なくてもよいという考えに至り、おっさん・じいさんに進化するのかもしれない。

このままだと俺も同じ孤独じじいまっしぐらだが、友人を社会から孤立しないためのセーフティネットと考えるのであれば、もう少し輪を広げるべきか。ただ楽なんだよなぁ、現状。

今が幸せであることは疑いようがないので、多少のエネルギーは要するが、当面は友人を増やす方向にシフトしてみるのもいいかもしれない。即座に不幸せになるわけでもないし。だから俺は友人を増やしてみようとは思う。とりあえず妻の動きでもトレースしてみよう。

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