育児への向き合い方について、もう少し楽でもいいんじゃない?というお話
俺の勝手な偏見だけど、割と男性は仕事と家庭とで脳みそを切り替えてる人が多いのに対して、女性はそうでない人が多い気がする。殊に家事・育児の場面において。
例えば俺は仕事は「目的達成至上主義」(※ただし勤務時間内において)と自負してるが、家庭では家事や育児の場面でノルマの達成とは縁遠い。そういや掃除機かけ忘れたなぁ〜とか、お昼時にご飯を食べられなくても仕方ないよねぇ〜とかそういうやつ。
一方で仕事に対してトコトン真面目な女性は、育児に対しても真面目であろうとするし、そうでない自分を許せないようだ。…このへんは以前書いた完璧主義と育児の件と同じだが。
以前妻が妻の義理の姉(保育士)と話していた時のことだが、2人とも育児・家事におけるストレスが辛いという共通点はあったが、その出どころが違うとのこと。
妻は育児が何らかの報酬に繋がらないこと、例えばご飯を時間通りに食べさせられたことが、子どもの成長として実感できないとか、自分が評価されないという点。
一方で妻の義姉は、子どもが訓練によって何が出来るようになるか目処が立つので妻のようなストレスは無いらしい。例えば子どもが食器でごはんを食べるようになるには、今手掴み食べできるからあと3ヶ月くらいかな〜と想定できるかららしい。だが家事・育児をしていると、ふと「今地震が起きたらどうしよう」とか「今子どもが急に病気になったら対応できるか」とか考えてしまうことが重いストレスになるそうな。ちなみに義姉さん家は夫が9時〜21時とかで働いているそうで、全て自分が対応しなきゃという心構えだという。
俺から見れば、2人ともすーっごく真面目な仕事観を家庭に持ってきているがためのストレスではと思う。
仕事は達成出来たら(多くの場合)何らかの形で評価される、もしくは目に見えて達成感があるのはわかるし、子育ての想定外を無くそうと心配するのは保育士としては当然の習性だろう。
しかしここは家庭である。少し切り替えることもおすすめする。
妻に関しては、もう少し緩い基準でええやんと考えてほしいし、俺も毎週金曜日に〇〇してくれてありがとうと感謝の甘いものを納めている。(…もしかして現状では足りてない?)
義姉さんに関しては、想定しきることは出来ないから避難所と119だけ抑えておいて、いざって時をシンプルにしたええやんと自分の考えを伝えた。
結果としてそれぞれストレスの出どころが腑に落ちたようだが、対応を受け入れるには至らず。まぁそりゃそうだろうけど。
俺も大概不真面目で楽観的が過ぎるところがあるが、こんな性質でも真面目な人ほどストレス抱えがちなとこを中和できたらなぁと思う。
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